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日々雑感のブログです。
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優しさの使い方
こんにちは。
秋らしくなってきましたね。
お元気ですか?

さて、交流分析の用語にラケット感情という言葉があります。
簡単にいうと、代用感情・・それも簡単ではないですね。笑。

こんなことはありませんか?
怒っているけれど、心の底では悲しんでいる。
泣いているけれど、心の底では怒っている。
本当は・・・の本来の感情ではなく、自分自身も気づかず
浸っている、外側の感情のことです。

小さい頃に、その感情に浸っていると、かまってもらえたとか、
許してもらえたとか、自分なりの危機を回避できた経験から、
その感情に浸っていれば、それ以上最悪のことは避けられると、
無意識が決めるといいます。



援助する仕事をする人は、そのラケット感情にストローク(存在認知の関わり)を
送ってはいけないといわれています。
それをすると、またその感情を使おうとする、つまり本当の感情に
気付かず、そこに浸るパターンが強化されるというのです。

悲しんでいる人を見ると、慰めたり、手を貸したりしたくなりますね。
優しいのは素敵なことですが、もしもその悲しみがラケット感情だったら
それを助長し、同じことを繰り返す恐れが出てきます。

一見悲しみといっても、ラケット感情にはいろいろあります。
たとえば、自己憐憫、劣等感、自己卑下・・・etc。
そこに「いいね!」をしてはいけないのです。
それにともなう決断にも「いいね!」をしてはいけないのです。

手を出さない優しさ。

「あなたのおかげで」という言葉を言われないようにすること、
それがカウンセラーの仕事です。
その人が「自分が自分の力で元気になったんだ」
そう思って、自分の存在は忘れられることが
カウンセラーのやりがいです。

「素敵になってよかったね」よりも「わぁ、素敵!」
現在完了・過去完了よりも、ストロークは現在形で。
カウンセラーの自己満足に陥らない。
これまた、難しいです。

講師やカウンセラー、経営者、リーダーが
戒めねばならない優しさの使い方です。

さてさて、紅葉が楽しみですね。
お元気でお過ごしください。

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